人類の皆様、ご機嫌麗しゅう!ROBOT55(ロボット・ゴー・ゴー)です!
「志は高いが予算は低い」方々がスマホを使ってDIYでウェブ動画、特にお店・商品紹介動画やビジネス動画を制作する上で、少しでもお役に立てればとROBOT55が不定期に行なっているのがこの「上手な動画撮影のコツ」シリーズ。
しかし折角素敵な動画を作っても、誰の目にも止まらなかったらビジネスの役には立ちませんし、フツーに切ないですよね…
そんな訳で本日は若干嗜好を変えまして「バズる動画の傾向と対策」と称し、一般的にどんな動画が広まりやすいのかを短く簡潔にまとめてみました!
バズっている動画は大きく3つのカテゴリーに分けられます:
A)マーケット分析(ターゲット層の考えを理解し、ニーズに答えている動画)
B)芸術的センス(ユーモアや面白いアイデア勝負の動画)
C)運(神がかり的な瞬間を偶然カメラで捉えた動画)
これら要素が全部揃っている動画というのはほぼ有りえないですが、大抵の人気動画はこの3つのうちの1つに当てはまります。
とはいえCのようなものを意図的に撮影することは不可能に近いですし、例えそれが出来て動画がバズったとしてもYouTube動画のマネタイズ以外でビジネスに結びつける事はなかなか難しいです。
これよりお店紹介動画や商品紹介動画、ビジネス動画をバズらせるのにキーとなるポイントを幾つかご紹介します。
全部を押さえれば必ず動画をバズらせる事が出来るとは限りませんが、その可能性を高める事は出来るはずです!
1)観る者を笑わせる、或いはびっくりさせる
これはもう再生回数400万回に達しようとしているわずか15秒の動画。
果たしてどうやってビジネスに繋げましょう?
例えば「子供がいたずらしても壊れない丈夫なオーブン」とか、或いは単純にトロンボーンのCMとかでも良いでしょうか。
しかし!一番大事なのはこれが「誰でもスマホで簡単に作れる」動画であるという点です。
ネット動画はお金を使うより頭を使う方が重要という事ですね。
2)手品師を参考に
手品師のマジックのトリックは説明されると至って単純だったりしますよね。つまり単に色々なトリックを知っているという事より、トリックをしている手元とかから観客の注意をそらしたりするテクニックが上手な人が実は凄い手品師だったりします。
そんなイリュージョニスト(笑)の鮮やかなイリュージョンを見ると「もう一回見てみたい!」って思いますよね。ビデオでもそう思わせる事が大事です!
3)アイデアを詰め込みすぎない
かつてモータウン・レーベルには「K.I.S.S. プリンシプル」というのがありました。これは何かというと’Keep It Simple, Stupid’ – つまり腕の良いミュージシャンほどテクニックを見せたいとか色々欲が出てくるものですが、純粋なポップ・レコードはあくまでもバカみたいにシンプルでなくてはいけない、だから複雑な和音やリズムは避けろ、というレーベル方針を表したもの。
これは動画制作においても応用できるセオリーです。商業動画においてはどうしても言いたい事を全て詰め込みたくなりますが、それで結局観ているものに何も残らなければ意味がありません。
断腸の思いで他のキーポイント捨てて一つに絞り、忘れられない強烈な印象を残すものであった方が販促に繋がるばかりか、バズる可能性も遥かに高まります!
これはYouTubeでもバズって一時期話題になった 実際のテレビCMです。
商品の魅力とかの説明は一切無し!でもブランド力向上、ひいては購買意欲に繋がっていくというポイントを押さえた非常に秀逸な作品。
但し、これはさすがにスマホだけあれば誰でも今日にでも撮影可能なビデオではありませんが……(汗)
4)とにかく短く
これは3にも共通するところですが、とにかく情報は重要な点に絞り、動画の尺は短めにしましょう。ちょっと前に僕もブログで書きましたが:
10秒以内に5人に1人がビデオを観るのをやめてしまうんだそうです(泪)。
更にその後、3分の1の人が30秒以内、そして半分近くの人が1分以内にビデオを観るのをやめちゃうんですって!
ウェブ動画はとにかく短い方が良いですよ〜
5)最後の飛び道具は動物と子供(笑)!
みなさんのfacebookのウォールに猫や犬の動画がシェアされていない日はないですよね?
とりあえず可愛い動物や子供の動画はそれなりに再生回数を稼げることは間違いありません!
しかもスマホでも簡単に撮影可能!
っていうかペットを飼っていらっしゃる方のスマホやデジカメの写真って半分くらいペットの写真や動画だったりしますよね(笑)。
それら「コンテンツ」を使ってどうやってビジネスに繋げていくかが皆様の知恵の使いどころ!
さあ、今から「広告代理店ごっこ」をして「バズる動画」を作ってみませんか?
上手な動画撮影のコツシリーズのバックナンバー: